Grain Studio · App Store(iPhone・iPad・Mac)

デジタルの写真を、フィルムの写真に。HDRはそのまま。

夜の屋台の写真を左右に分割。左は撮ったままのデジタル写真、右は Grain Studio で現像したもので、ネオンのまわりに赤橙のにじみとフィルムの粒子
左:撮ったまま。右:現像後 — 粒子とハレーション、HDR のまま。

Grain Studio は、撮り終えた写真や動画をフィルム風に仕上げる iPhone・iPad・Mac 用のアプリです。本物の120フィルムのネガから測定した粒子、明るい光のまわりにだけ出るハレーション(にじみ)、乳剤のやわらかさ、フィルムのフチ、日付の写し込み。HDR の写真は HDR のまま書き出され、Instagram と RedNote(小紅書)用のサイズも一緒に作られます。

フィルムとデジタルの両方で撮る写真家が、まず自分のために作ったアプリです。

対応機種
iPhone・iPad(iOS 18 以降)、Mac(macOS 15 以降)。1回の購入で3つとも使えます。
料金
ダウンロード無料。最初の現像(写真6枚と動画1本)は無料、そのあと7日間の無料トライアル、その後は買い切りのアンロック(日本では¥3,000)。サブスクなし、アカウント不要。
ルック
7種類:Natural、Portrait、Pastel、Slide、Golden、Tungsten、Mono。
読み込み
HEIC、AVIF、JPEG、PNG、16bit TIFF、カメラの RAW、動画。「写真」または「ファイル」から。
書き出し
ゲインマップ付きの HDR HEIC(SDR は SDR のまま)、Instagram 4:5 と RedNote 3:4 の投稿用サイズ、HDR のカルーセル、HDR(HLG)動画(音声そのまま)。
プライバシー
すべて端末内で処理。アップロードなし、アカウントなし、解析なし。

App Store からダウンロード

iPhone の写真に HDR のままフィルムの粒子を入れる方法

Grain Studio で写真を開き、ルックを選んで「現像」をタップするだけです。ゲインマップ付きの HDR HEIC として書き出されるので、フィルムの粒子とハレーションが入っても、「写真」アプリや Instagram のフィード投稿でハイライトは明るいままです。

  1. 「写真」または「ファイル」から写真を選ぶ(Lightroom の HDR 書き出し、iPhone の写真、RAW、TIFF に対応)。
  2. ルックをタップ。どのルックも自分の写真で表示されます。写真を長押しすると元の写真と比べられます。
  3. 「現像」をタップ。フルサイズと投稿用サイズが「写真」の Grain Studio アルバムに保存されます。

光のまわりのにじみ(ハレーション)を入れる方法

どのルックにもハレーションが入ります。街灯、ネオン、太陽、明るいハイライトのまわりにだけ、フィルムのベースで光が反射してできるような赤橙のやわらかいにじみが出て、それ以外の場所には出ません。バージョン1.8からは、ふつうの(SDR の)写真の光源にもにじみが出ます。強さと色(ナチュラル、アンバー、マゼンタ、バイオレット、控えめなドキュメンタリー)は「カスタマイズ」で変えられます。

本物の120ネガから測った粒子

粒子は、私自身の120フィルムのネガから測定しています(35mm のルックは、同じ乳剤を35mm の拡大率にしたもの)。本物の粒子と同じく、シャドウでは大きく、ハイライトでは細かく、真っ白な部分には出ません。そしてファイルの大きさごとに描き直します。フルサイズにはプリントできる粒子を、1080ピクセルの Instagram 投稿や RedNote 投稿には、そのサイズのための粒子を。大きな画像を縮めるのではありません。

フィルムのフチと日付の写し込み

パーフォレーションとコマ番号のある135のフィルム、写真の形に合わせた120の中判のフチ、細い黒フチから選べます。文字はオリジナルで、フィルムメーカーの名前は使いません。写真は HDR のまま。オレンジ色の LED 風の日付で、撮影日を写し込むこともできます。

動画にもフィルムの粒子

動画にも同じルックを使えます。フィルムのようにフレームごとに新しい粒子、光のまわりのにじみ、HDR(HLG)のまま入出力、音声もそのまま。リール用の9:16、4:5、1:1 に切り出して、写真と一緒に現像できます。

横長の写真を、つなぎ目のない Instagram カルーセルにする方法

Instagram はカルーセル全体の形を1枚目のスライドで決め、表示サイズより大きい写真は縮小します。そのため形の違うスライドは切り抜かれ、粒子のような細かい質感はぼやけます。「コンポーズ」では、どのスライドも同じ比率・同じピクセル数で、元の写真からフィードの表示サイズ(Instagram は 1080 × 1350 の 4:5、または設定の「投稿」で選べる 1080 × 1440 の 3:4、RedNote は 1242 × 1656 の 3:4)で描くので、切り抜かれたり縮小されたりする部分が残りません。

分割レイアウトを選ぶと、1枚の横長写真が2〜3枚のスライドに分かれ、スワイプするとぴったりつながります。1枚として描いてから切り分けるので、粒子もつなぎ目をまたいでそのまま続きます。2枚並べるレイアウトでは、縦位置2枚は横に、横位置2枚は上下に並びます(3:2 の2コマで 3:4 のスライドがほぼぴったり埋まります)。グリッドや、撮ったままと現像後を並べるビフォーアフターも。セット全体で同じルック・同じトーン。HDR の写真なら HDR のスライドに、SDR の写真はどこで見ても自然な SDR のスライドになります。

「コンポーズ」に入れられる写真は20枚まで。スライドが Instagram の20枚、RedNote の18枚を超えると投稿が分けられます。分割の途中で切れることはありません。

  1. 「コンポーズ」をタップして写真を選ぶ。
  2. ルックを選び、レイアウトを選ぶ(横長1枚なら分割、2枚並べ、グリッド、ビフォーアフター)。
  3. スライドを並べ替えたり編集したり、キャプションを入れたりして書き出す。スライドは番号付きで、順番どおりに「写真」に保存されます。
  4. そのまま投稿する。Instagram の中でフィルターや切り抜きをすると、そのスライドは作り直され、HDR の写真も普通の明るさになります。
窓越しに見た夜の城門と灯籠祭り。1枚の写真がカルーセルの2枚のスライドにまたがってつながっている

カルーセルを作る(App Store)

ルックをカードで共有

自分で調整したルックを保存して、QRコード付きの画像として共有できます。別の端末で読み取ると Grain Studio にそのルックが追加されます。設定はコードの中に入っていて、サーバーは使いません。

よくある質問

iPhoneで、HDRのままフィルム風にできますか?
できます。HDR の写真を入れると、ゲインマップ付きの HDR HEIC が書き出されるので、粒子とハレーションを入れても「写真」アプリではハイライトが明るいまま、Instagram のフィード投稿でも HDR で表示されることがあります。カルーセルのスライドも、分割した各スライドも含めてゲインマップを保ちます。SDR の写真は SDR のままで、どこで見ても自然です。
インスタに投稿するとフィルムの粒子が消えるのはなぜ?対策は?
Instagram は大きな写真を表示サイズに縮小し、もう一度圧縮します。大きな写真に入れた粒子は、この縮小でならされて消えてしまいます。Grain Studio は Instagram 用の写真を幅1080ピクセルで作り、そのサイズのための粒子を描くので、あとから縮小されるものがありません。
買い切りですか?サブスクはありますか?
買い切りです。ダウンロードは無料で、最初の現像(写真6枚と動画1本)も無料です。そのあと7日間の無料トライアルがあり、その後は買い切りのアンロック(日本では¥3,000)です。サブスクではありません。1回の購入で iPhone・iPad・Mac で使えます。
動画もHDRのままフィルム風にできますか?
できます。フレームごとに新しい粒子と光のまわりのにじみを入れ、HDR(HLG)のまま音声ごと書き出します。リール用の9:16、4:5、1:1 に対応しています。
カメラアプリですか?
いいえ。どのカメラやスマホで撮った写真・動画でも、撮ったあとに仕上げるアプリです。
Lightroom の HDR 書き出しや RAW に対応していますか?
はい。Lightroom の HDR(AVIF・HEIC)書き出し、iPhone の HEIC、16bit TIFF のスキャン、JPEG、PNG、カメラの RAW を読み込めます。
粒子は本物のフィルムの粒子ですか?
本物の120フィルムのネガを測定した値(粒子の大きさ、かたまり方、シャドウからハイライトへの変わり方)から、ファイルの大きさごとに新しく生成しています。写真の上に重ねるテクスチャではありません。
写真はアップロードされますか?
いいえ。すべて端末の GPU で処理されます。アカウントもアップロードも解析もありません。
対応機種は?Android 版はありますか?
iOS / iPadOS 18 以降の iPhone と iPad、macOS 15 以降の Mac です。Android 版はありません。Mac では撮影データをまとめて一括現像できます。
Instagram のカルーセルで写真がぼやける・切れるのはなぜ?
原因はたいてい2つです。Instagram は全スライドの形を1枚目で決めるので、形の違うスライドは切り抜かれます。また表示サイズより大きい写真は縮小され、粒子のような細かい質感がぼやけます。全スライドを同じ比率・同じピクセル数で、フィードのサイズ(幅 1080)で書き出し、Instagram の中ではフィルターも切り抜きもしないこと。Grain Studio の「コンポーズ」はセット全体をそうそろえ、粒子もスライドごとのサイズで描きます。
パノラマ写真を小さくならずに Instagram に投稿するには?
分割します。「コンポーズ」で分割レイアウトを選ぶと、パノラマが2〜3枚のスライド(4:5 の 1080 × 1350、または 3:4 の 1080 × 1440)に分かれてスワイプでつながり、細長い1枚ではなく、それぞれ元の写真から作られます。
フィルム風の「まとめ投稿」(フォトダンプ)を作るには?
「コンポーズ」で写真を20枚まで選び、セット全体のルックを1つと、レイアウト(1枚ずつ、2枚並べ、グリッド)を選んで書き出します。スライドは順番どおりに「写真」に保存されます。いちばんいい1枚を最初に。投稿の形を決め、だれもが見る1枚です。
RedNote(小紅書)のカルーセルも作れますか?
はい。RedNote のサイズを選ぶと、どのスライドも RedNote で保たれる 1242 × 1656(3:4)で作られ、セット全体で同じルックになります。

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フィルムで撮らなかった一枚のために。Grain Studio はどのフィルムメーカーとも関係ありません。